Interview
株式会社サンゲツ様の事例

野口貴弘氏

ロジスティクス本部
ロジスティクス企画開発部
ファシリティスペシャリスト
野口貴弘氏

物流業務の
「自動化・省人化・省力化」
を実現

株式会社サンゲツ

堀井隆次氏

ロジスティクス本部
ロジスティクス企画開発部長
堀井隆次氏

物流業務の
「自動化・省人化・省力化」
を実現

株式会社サンゲツ

「MFLP大阪Ⅰ」に新たな物流拠点を構築された株式会社サンゲツ様に対し、
三井不動産が共同出資しているコンサルティング会社MFロジソリューションズ(以下、MFLS)を
ご紹介し、課題解決に向けた、さまざまなコンサルティングサービスをご提供しました。

  • 2017
    関西エリア2拠点の統合プロジェクトが始動。
  • 2018
    移転先を「MFLP大阪Ⅰ」に決定。自動化・省力化を目指し、MFLSとコンサルティング契約。
  • 2021
    関西ロジスティクスセンター開設。
  • 2022
    一年間の稼働実績を踏まえ、再度MFLSと共にGTPの拡張プロジェクトを実施。

最新情報をキャッチするアンテナの役割もコンサルの存在価値

ロジスティクス本部ロジスティクス企画開発部ファシリティスペシャリスト野口貴弘氏

ロジスティクス本部ロジスティクス企画開発部
ファシリティスペシャリスト野口貴弘氏

−−導入機器の選定に関しては、あらかじめMFLS社のネットワークを駆使し、業者・機器を幅広くラインナップした。これも、MFLS社に依頼した大きなメリットだったと言う。

野口氏「自社だけで行なっていたら、それまで付き合いがあったベンダーから脱することはなかったはずです。今回、非常に新しく面白い提案をいただけたことに、たいへん満足しています。一方、初めてお付き合いをするベンダーの中には、サンゲツのことを理解しないまま、自社製品を次々に提案してくる場合もあります。その際も、MFLS社に相談し、ともに検討を進めていきました」。

堀井氏「基本、物流の現場は安定稼働を重視して、何かを変えることに抵抗を感じる場合があります。しかし、物流マテハンは日進月歩。その進化は凄まじく、数年でガラリと変わります。そうした情報をキャッチアップするアンテナは必要だし、そのためにコンサルテーション会社を活用するというのは非常に有効だと思います」。

現場と経営層のつなぎ役として数字で考え、数字で伝える

−−また、MFLS社は、RFP(提案依頼書)の作成や、社内向けのプレゼン資料の作成も行なった。「数字で考え、数字で伝える」ことは、MFLS社が大切にしていることの一つ。そのことが、本プロジェクトを通して社内に浸透したことも大きな利点だったと野口氏は言う。

関西ロジスティクスセンターで初採用した無人搬送車「AGV」

関西ロジスティクスセンターで初採用した無人搬送車「AGV」

野口氏「それまで当社がやってこなかった資料の作り方、見せ方があり、大きな刺激になりました。せっかく自動化を追求するなら、次につながるようエビデンスを残す取り組みをやろう、というのもMFLS社からの提案でしたから、当社の中でも以前に比べて数字で判断し説得する、という傾向が強くなった気がします。」

堀井氏「MFLS社には、バックデータの収集・分析などのお手伝いもしていただきました。経営層に対し、なぜこのマテハンなのか、それを増やす根拠は何かという説明をする際も、感覚的な表現が多くなってしまう傾向があります。MFLS社が、数値で語れるよう資料を作成し、“現場と経営層のつなぎ役”を担ってくれたのはありがたかったです。」

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